オンラインゲームの ハードウェアBAN (通称:HWID BAN) をご存知ですか?
ハードウェアという名の通り、 アカウントBANとは異なり、PC自体に対して行うBAN です。
同じPCを使う限り、アカウントを変えてもBANされるようになります。
こちらの記事では ハードウェアBANの仕様や 対策について解説します。
- ハードウェアBAN とは?
- ハードウェアBAN の仕様
- ハードウェアBAN を防ぐ方法
- ハードウェアBAN された PC でゲームプレイを行う方法
目次
ハードウェアBAN とは?
通常、ゲームの BAN(利用停止)は アカウントごとに行われますが、 より悪質なプレイヤーには ハードウェアBAN という措置が行われます。
ハードウェアBAN とは、PC の構成部品のシリアルナンバーをブラックリストに追加し、PC自体をゲームから除外してしまう措置になります。
具体的には、ディスクドライブ(SSD/HDD)、マザーボード、 CPU などのシリアルナンバーを追跡します。
一度ハードウェアBANを受けると、 アカウントをいくら変えても 不正行為の有無に限らずに問答無用でBANされる というのが特徴です。
Twitter や Note にて 「ハードウェアBAN 解除」方法や 解除代行が販売されていますが、 100% 詐欺 です。
絶対に買わない様にしてください。
なぜ ハードウェアBAN をするの?
PC自体をアクセス禁止に・・・
ゲームで不正行為を行い、アカウントがBAN(禁止)になったユーザは、サブアカウントを作成し、再びゲームを荒らそうとします。
そのようなユーザを都度BANしていくのは、運営にとって効率が悪いです。
PC自体を禁止措置することで、 強制的にゲームから排除できるようになります。
ハードウェアBAN が実装されているゲーム
以下に紹介するような、有名なゲームにはほぼ全て実装されています。
- APEX Legends
- FORTNITE
- Valorant
- COD
- EFT
上記が全てではありませんが、ハードウェアBAN はオンラインゲームの標準的なBAN手法の一つになっています。
ハードウェアBANの仕様
ゲームによって異なりますが、 APEX Legends と Valorantの ハードウェアBANの仕様をお伝えします。
※ 本情報は数百名のハードウェアBAN 解除実績より絞り込んだ情報を記載しています。
具体的仕様が公開されていない以上、推測の域を出ないことにご注意ください。
APEX のハードウェアBAN
おそらく世界で最もハードウェアBAN者が多いゲームは APEX Legendsです。
APEX では ハードディスク(SSD/HDD)、 CPU、マザーボード、MAC address、 モニターなどを追跡します。
特に意外なのはディスプレイモニターだと思いますが、 APEX でハードウェアBANを解除するにはモニタシリアルも変更する必要があります。
キーボードやマウスなどのデバイスは追跡されていません。
Valorant のハードウェアBAN
Valorant には VAN152 と VAL5 の ハードウェアBANエラーがあります。
APEXと異なり、個別にエラー番号があるのでわかりやすいです。
Valorant では マザーボードのBIOSデータも追跡しており、 ハードウェアBAN解除には Bios flash というマザーボードのソフトウェア更新が必要になる場合があります。
ハードウェアBANの解除方法
ハードウェアBAN の解除方法は 2種類あります。
HWID Spoofer の利用(おすすめ)
PC構成部品のシリアルナンバーをランダムな数値に書き換える、Spoofer というソフトが存在します。
この Spoofer を使用することで、BAN されているシリアルと異なるシリアルになるので、ゲームプレイが可能になります。
ハードウェアBAN される前 から Spoofer を使うことで、不正行為中の本物のシリアルナンバーを隠すことになり、 ハードウェアBANを回避(予防)することができます。
チートなどのツールを使用すると ハードウェアBANを受けるリスクがあるので予め Spooferを併用することがおすすめです。
Spoofer にも ネット上には「無料」というものがありますが、それらは既に検知されており、使うとBANされたり ウイルス感染したりするリスクがあります。
以下に紹介する Spoofer は ハードウェアBAN を回避できることを確認済みです。
OSの再インストール と ディスクの交換
注意 Valorant では通用しないとの、Apexにおいてもこの方法で解決することは ほぼ不可能になっています。
ディスク(SSD/HDD) を新規に買い直し、Windowsを再インストールします。
ハードウェアBAN は PC のディスクドライブに対して行われる場合があり、こちらを買い替えることでも対処できます。
この解除方法を数千円で販売している業者がいますが、この方法を紹介されるだけなので 買う価値はありません。
CPU や マザボ などが BANされている場合はこの方法では解決できないので、その場合は 上記にご紹介した Spoofer ソフトを使用するか、PC まるごと買い替えが必要になります。
基本的には ハードウェアBANは HWID spoofer を使用して解除、または予防 するのが一般的です。
中古のPCを買う場合は要注意!
もらい事故のハードウェアBAN
ハードウェアBANされたPCが ヤフオク や メルカリ に出品されていることがあります。
「APEXがサクサク動きます!」 と書いてあるので買ってみたら ハードウェアBAN済みのPC だったということもあります。
また、 ハードウェアBANされているパーツを取り付けても同様にBANされるので、 中古パーツを購入する場合も注意が必要です。
買う側としては避けようがない問題なので、 絶対にBANされたく無い場合は新品を購入することがおすすめです。
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